なんて説明したらいいのかな......?
道南、道央、道北、道東
今回は【道東】についてなんだけど......。
正直
全部良かったけど
どうしても
道東の景色が忘れられないんだ
だからあまり言葉は書かないから
写真で感じてもらえたらな
野付半島のトドワラに行った
俺の目にはあの世界が
流木の幻想世界が
確かに白黒に見えたり、セピアに見えたんだ
でもカメラではカラーがついてしまってた
この世界で『色がない』ほうが美しいものもあると知った
それがトドワラ

トドワラへ続く道
モノクロなのは確かに仕様だけど

あなたの目にも
きっとそう映ると思う

もちろんオリジナルだって 素晴らしいけど

この地にすごく惹かれてしまったのだから
仕方ない
NEXTメロディーロードという道がある
ギターがあるから
メロディーロードにいくしかない

その道にたどり着いた時
キツネが顔出してた

とても好きだ
こういう事をしちゃう北海道が

とても好きだ
NEXT地平線を探しに 旅をする

入り組んでる道
でも誰もいない
何もない
響く音は排気音と

風の音
開陽台に向かうための
【北19号】という道がある
オロロンラインと同じように
ライダーから好かれてる
アップダウンを繰り返し
道の先が見えない

それは まるで 空に飛び出すような
滑走路

自由への 滑走路
NEXT開陽台展望台
通称【地球が丸く見える丘】

長い坂を 登れば登るほど

癒されていく
開陽台展望台は無料で入れる
そこの一階にある『ハイジの家』で、雑誌で見たライダー定食を注文

そこにいたライダーの人達と会話したが
みんなはキャンパーではなくツーリングライダーだったみたいで

開陽台の頂上でテントを張った
本当に地球が丸く見える
北方領土の国後島まで肉眼で見ることができた

この時、 i pod がすでに壊れて使用不可だったから
夕方、誰もいない展望台
地平線を見ながら自分でBGMを作った
その日の深夜 確か強い雨が降ったっけ
NEXT日本最東端 『納沙布岬』

根室方面に向かう最中
なんだか高揚してた
その理由は単純
最南端
最西端
最北端
最東端
もうすぐ、すべてを制覇できる
そんな事を思っていたからだ
けど現実の最東端 納沙布岬は
悲しみに満ちていた
納沙布に向かうと
何度も何度も
看板と遭遇する
『返せ!北方領土』
『島は奪われた!』
『聞け!心の叫び』
『私達は待ち続けています』
などのメッセージが
いたるところに置いてある

さすがに雰囲気が違う

すごい霧だった
ここからは
肉眼で北方領土が見えるらしんだけど
霧で何ひとつ見えやしない

日本最東端ではなく 『本土最東端』と書かれてある
それが悲しかった
日本人だけど あそこには 行けない
さすがに歌うわけにもいかないし
北方領土を知るいい機会だから
資料館へ行って徹底的に知識を叩き込んだ

資料館の中は暖かく
事務のオジさんが あくびしてた
10人も客がいない状態で
ビデオを見たり
資料読んだり
だいたいは把握できた
でも何も言うことはない
何も口出ししてはいけない
北方領土を見るための
望遠鏡を見つけた
『覗き込むとハッキリ見えます』と書かれてた

覗き込んで見えたのは
やっぱり霧の世界
俺の目では確認できなかった
望遠鏡のスイッチが入ったらしく
アナウンスの声が流れる
『Aの位置に合わせてください、あれが水晶島です』『Bの位置に合わせてください、あれが秋勇留島です』言われたとおりアルファベットの方角に合わせても
やっぱり 霧だけだ
『お前にとっての日本最東端はここでいいよ』そんな事を霧が言ってくれてたような
そんな気もした
ただ館内に、そのアナウンスだけが悲しく響いてた