北海道には
大きく分けて
道南道央道北道東そんであと
オホーツクってのもあんだね
そんな感じにエリア分けされてる
そのデカさといったら
街から街までが 数百キロ単位で離れているわけだから
とてつもない広さ
『日本なんて小さい国だよね』なんて
もう俺は言うことはないだろう
函館。到着
まず
右も左も解らないわけだし
道を走ればクラクション鳴らされた覚えがある
石垣島で聞いたような
『車が早い』とか
『シカ、熊、キツネ』とか
『一本道』とか
あまりにも函館は そんなイメージとかけ離れてた
青森で出会った旅人に
『そのツルツルタイヤじゃ北海道でバーストして旅 終わっちゃうかもね』
と、言われていた俺は
タイア交換のため函館のバイク屋へ

タイアの在庫がない と言われたり

ナットにもヒビがはいってたり
たくさんの問題があり
このバイク屋で多くの時間と 多くのお金をかけてしまった
でも、なんだかんだ
お金は命にかえられない無事バイクは新しい靴を履いた
そのあとは函館シティーをブラブラ
五稜郭公園をブラブラ

友達がメールで教えてくれた美味いラーメン屋で
塩ラーメンを食べた
自炊ではなく、店で食べるのはホントに久しぶりで
そういった相乗効果もあるせいか
美味くていくらでも胃に入ってしまいそうだ
この時
カメラ屋から自分の携帯に電話が入った
SDカードのことなんて
もうすっかり忘れていた
カメラ屋の店長が
だいたい修復できましたと、復活を告げる
詳しく聞くと100枚くらいは完全に壊れていたため修復不可能だったみたいだ
俺は、嬉しいのか、嬉しくないのかよく解らず
とりあえず
『ありがとうございます』
とだけ
言っておいた
これは誰にも言ってない事だけど
北海道の後半で
今度は
携帯のSDカードが壊れた
旅の写メはもちろん、関係ない昔の撮りためた写メも
200枚近く全部
消えた
けど、なんもショックじゃなかった
つまりは『抗体』ができたって事なんだろう
以上
カメラの一件は
これで終わりである
重い荷物を持ったまま

ロープウェイで函館山に昇る

街は夕暮れ時だった

夜はとても寒くって
北海道なんだなって
身をもって実感した
もちろん宿はない
野宿場所を探す
函館から北に走った道の駅【森】で野宿
死ぬんじゃないかと思わせる寒さ
テント、シュラフなんて意味なし
息白く
勘弁してくださいレベルの中 朝を迎えた
次の日
北へ行けば行くほど
旅人がなぜ北海道にハマるのかが解ってきた

自然が 自然体で存在してる
積丹岬に行った
暗い 鍵穴のような素敵なトンネルを越えると

そこには

積丹ブルーが広がってる

どこか沖縄にやっぱり雰囲気が似てて
頭はどんどんヤラレてく
カムイ岬にも行った

昔は女人禁制の地だったらしい

解りやすく言えば
ドラゴンボールの蛇の道みたいなのが
岬の先端まで続いてる

本当にここはヤバい

水平線にも見飽きた頃

今度は地球の丸さを求めてくるんだ
野宿場所を探しに
色々さまよう
本当に旅は出会いである

この余市にある公園でテントを張っていると
最高の出会いが待ってた
この公園をスルーしたら
また旅も変わっていっただろう
俺はテントをたたみ
気がつけば見知らぬ人の車に乗っていた

高安明彦さん、最高にイカした人で
公園で話しかけてきたくれた
日本一周についてや、北海道のオススメスポットなんかを聞いてたら
『じゃあ、今日ウチにおいでよ、泊まってきな』なんて言ってくれた
それから
三日間
俺は高安さんと一緒に行動してた

初日にはそのまま赤井川村に車で連れてってくれた

温泉をオゴってくれたりして
たくさんの話をした
細かく書くとキリがないから
おおまかに書くと
ここでもまたいい出会いがあって
町役場温泉で見慣れない俺に興味をもってくれたのか
若い男性が話しかけてきてくれた
また旅の最中だと話すと
『ウチ泊まりなよ』なんて優しいこと言ってくれる
『北海道ってみんなこんな優しいのか!?』って
戸惑ってしまう
今晩は高安さんに泊めてもらう事情を説明すると
『じゃあよかったらウチでメシ食いますか?』
なんて誘ってくれて
その関根さん宅に、別に知り合いでもない高安さんとお邪魔しに行った

無添加の食べ物作りに命をかけてる関根さん一家
横浜から北海道に移住してきたらしい

完全無添加オーガニックフードを自宅で作ってる関根さん一家
味の探求

ログハウスも自分で作ったらしい
北海道に移住する とあるドラマを思い出したよ
それから たくさんの話をしたり
お酒飲んだり
俺はまた酔っぱらったりwww

関根さんお父さん マナブさん 高安さん

一家で一枚w
なんかみんな それぞれのスタイルで生きてて
東京では見た事ない生きかたしてた
特に高安さんは出会いを大切にしてる人で
『君とあの公園で出会ってなかったら、今の関根さんと出会うことはなかったんだ、ありがとう』
と、言われた時
本当に そのとおりだと思った
感動した
その日からは
まさかの居候生活ww
ホントに高安さんの優しさは無限大だった
あったかいメシ(三食) フカフカの布団
キャンパー野宿生活がまるで
ウソだったかのように
俺は人間らしい生活にいきなり戻った
特に嬉しかったのは高安さんがクルマでツアーしてくれること
かなりの距離を俺のために走ってくれたし
いろんな場所に連れてってくれた

羊蹄山の湧き水園 激ウマな水だった

バイクじゃ行こうとは思わなかったニセコにも
細川たかし公園wwwここはギャグだったな
この銅像には秘密があって

手形に手をかざすと
北ぁ〜の〜♪と
おもっきし演歌が流れる
俺あんまソバ食べないんだけど

かなり美味いソバもオゴってくれた(値段も高め)

更には、北海道に雪があるうちに見ておきな!と高安さんが言ってくれて

雪山にも連れてってくれた

寒いけど、かなりキレイ

やっぱり

まだ除雪が済んでなく車も通れない場所もあったり

雪の中にある温泉にも連れてってくれた
ホント不思議だ
つい最近まで
沖縄の照りつける太陽の中
海を見てたのに
こなぁぁ〜ゆきぃぃぃぃ〜♪
ホントに高安さんには感謝してもしきれなかった

印象的なのはニッカウイスキーの工場へ行ったこと


試飲でまた酔っぱらったことは 言うまでもない
まだ行ってない『小樽』にも行った

メシを共同で作ったり

また関根さん宅に行ってチャーハン食わせてもらったり
ホントにたくさんの会話をした
夜は必ず2時間ぐらい人生について熱く語ってた
世代は関係ない
年の差40歳近い俺らが
『かっこいい生き方』について熱く語れたんだから
三日間はホントに楽しくてあっというまだった
最終日には寿司を食わせてくれたり
『北海道はまだまだ広いから、困ったらいつでも連絡しなさい』と言われた時
本当に涙こみ上げるんだな
また必ず!!と挨拶をして
余市を出た

札幌
東京と変わらない
大きい街

時計台公園でギターを弾いてた


ですよね
北海道と言えばライダーハウス
ライダーハウスってのは名前の通りライダーの安い宿泊施設
北海道には旅人が多いからかなりの数のライダーハウスがある
地図を見ていたら無料の場所を発見
濃いメンツが多いと旅人から聞いていたから
さっそくドキドキしながら行ってみる

結果
オフシーズン!!でまだ営業してない!!
この時期はまだ旅人が少なくて、ほとんどのライダーハウスがまだやってなかった
しかたなく、また野宿生活
さすがに札幌でキツいから、帯広や千歳方面の公園で野宿
次の日にはまた札幌に戻って観光
って流れだった

すすきの

札幌では馬も信号待ちしてる
札幌に長くいたのは理由があってのこと
尊敬する作家が札幌で公演会をするという情報を事前にキャッチしてた

場所はライブハウス

その人が座る椅子の目の前に陣取り
熱いメッセージを注入していただいた
会話することもできたし
この札幌の夜は
テンション高すぎてヤバかった

ダチもできた、彼は俺の旅にかなり興味もってくれてて
なんと後に彼は、よさこいエイサー祭りで踊った後
北海道から東京まで【ヒッチハイク】で旅に出た
どいつもこいつもイカれてるぜwww
そして僕は途方にくれる
じゃなくて
そして俺は北へ向かう