
船は再び
鹿児島に着いた
なんでかな
この時
二回目の鹿児島に
ワクワクして ドキドキして たまらなかった
どこか石垣島生活で サバイバル生活の勘を得たのか
何の不安もなかったし
何も恐くなかったな
仲間に大きく手を振られ
桜島フェリー乗り場に行った
仲間達は
それぞれ目的地は違う
屋久島に行く者
知覧へ行く者
俺とは逆ルートで日本一周する者
ウソップさんに至っては西表島に行ったその後
宮古島で仕事を見つけ色んな経験をしてるらしい
誰にでも『自由』があって
それが閉ざされてしまった時
また新たな『自由』を探す
旅をする人間は実に考えが柔軟で
シンプル
儚いかもしれないが
儚いぶんだけ
おもっきり輝くみたいだ
2章スタート
桜島がでかくなってく
デッキで また写真を撮ってた
桜島をグルッと一周
たくさんのライダーに出会う

噴火で埋まった鳥居
有名だね
鹿児島から宮崎に行くために
ずいぶん長い距離を走った

本当に色々エピソードはあったんだけど
何もかも思い出せない
いつかフッと思い出すかな
宮崎は栄えてた
途中面白い出来事が
俺は宮崎でも『旅人Tシャツ』を着ていて
駅周辺をブラブラしてた
するとガテン系なオジさんが
『兄ちゃん!これあげるわ!』と言って
俺にビニール袋を渡してきた
なんだこの危ないオヤジはビニール袋を受け取らず
『コレなんすか?』
みたいに聞き返したら
今度は無理矢理渡してきた
『食いきれんかったのよ!旅中だろ?持ってけ!』受け取るとオジさんは車に戻って去っていった
中身を見ると

まさかの
ケンタッキー!!神様!!!
ただ

あきらかに
あやしい温かいけど、食いかけだし
う〜ん
う〜ん
石垣島でドブガニ食ったしな〜
いくらなんでも毒は入ってないべ〜
散々悩んだあげく
いただきま〜スチキン激ウマでした
(二日間に分けて食べた)
その日の夕方から大雨に襲われ
もう『野宿だけで旅しよう』って決めてたから
道の駅のベンチで寝袋を敷き 寝床確保
ゴールデンウィークだからたくさんの旅人も避難してた
色々情報交換したり

ふざけた写真撮ったり
(なぜか那覇ハーリーのうちわ)
楽しい夜だった

それからは大分に
天気が悪い『宗太郎峠』を越えるのは少しビビったけど
別府に行けば温泉は入れる!!って希望だけでバイクを走らせる
多分 湯船には20日以上入ってなかった

大分県に突入してからは『日本一美しい』と書いてあった風連鍾乳洞へ

もはやジュースを買わない人間になってしまったため
この湧き水で飲料水を大量にゲット




本当に美しかった
大分駅に向かう途中
またオモシロい標識を発見

どうやって九州から三重県までワープできんだ?www

そんなこんなで

大分駅へ
別府へ

温泉興味ない俺も

競輪場にある『競輪温泉』へ
競輪レースがある日だったらしく
無料だった

もう言葉にできんくらいの
気持ち良さサッパリした後、せっかくなんで

競輪場を見学
競輪場の座席に座って
これからのルートをずっと考えてた
また福岡に戻って山口経由で島根に行くか
それじゃあ ナンセンス
完全に
四国に行ってない事になる
愛媛、高知、徳島、香川
に行かずして 日本一周なんて言えるだろうか?
当初、俺は
『お遍路さんをいつかやりたいから四国行かない!』なんて言ってた
でもそりゃ 違うな と 石垣らへんで
うすうす気付いてた
今、見れるもんは全部見とけ今、行けるとこは行っとけマジにそう思った
『いつか』なんて言ってたら
また行けなくなんだよな
別府港から愛媛へのフェリーチケットを買った


なんでか船で
たくさんの写真を撮った

リアルに生きるってなんだろう?

一等船客しか入れないスペースがあった
なのに一等船客はみんな部屋の中
もったいない
海の上には『とんでもない景色』が広がってんのに
おれは一等船客のスペースに勝手に入ってった

お気に入りの曲を聴きながら
ずっと見てた

四国、三崎が見えてくる

ただ泣きたくなる 嬉しくて

いくつ無駄なシャッターを切っただろう
指は止まらなかった
ただ口を開けてるしかなかった
次第に雲が
何層も
何層も
重なり合った

どれが山だっけ?
どれが雲?
どれが空?
どれが海?
本当に解らなくなった

この6層の色
一番下が『海』 次が『山』 真ん中が『空』
そこから上は
みんな『雲』
口は開きっぱなしだった
イヤホンから流れるCARAVANが かなりハマってた
その景色は一瞬で
すぐに景色は変わってた


そんな写真達は
この四国で
一瞬にして
消滅することを
この時はまだ知るよしもなかった(笑)
それと同時に

完全野宿生活
完全自炊生活に慣れていく
得るものあれば
失うものもある
そんな印象だった
四国
四国
シッコク!シッコク!
www